概要
システムの性能や処理能力を向上させるためのアプローチとして、スケールアップとスケールアウトの2つの方法がある。これらはそれぞれ「垂直スケーリング」「水平スケーリング」とも呼ばれる。
まとめ・使い分け
| スケールアップ | スケールアウト |
|---|
| アプローチ | サーバーの性能を上げる | サーバーの台数を増やす |
| メリット | シンプルさ | 拡張性、耐障害性 |
| デメリット | コスト、物理的限界 | 複雑さ |
| 主な用途 | DBサーバー(書き込み処理) | Webサーバー、APサーバー |
一般的に、ステートレスなコンポーネントはスケールアウト、ステートフルなコンポーネント(特にDBの書き込み処理)はスケールアップが選択されることが多い。
関連ページ