ステートレス

2025/08/30

サーバーがクライアントとの過去のやり取り(状態)を記憶せず、各リクエストを独立したトランザクションとして扱う方式。

仕組み

サーバーは状態を保持しない。リクエストの処理に必要な情報は、すべてクライアント側から送信される。
状態管理が必要な場合は、クライアント側でトークン(例: JWT)などを用いて行う。

メリット

  • どのサーバーでもリクエストを処理できるため、スケールアウトが容易。
  • サーバー障害が発生しても、別のサーバーにリクエストを送るだけで処理を継続でき、可用性が高い。
  • サーバー側の設計がシンプルになる。

デメリット

  • 毎回すべての情報をリクエストに含める必要があるため、データ量が増えることがある。
  • 状態をクライアント側で管理する場合、その実装が必要になる。

主な用途

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