サーバーがクライアントとの過去のやり取り(状態)を記憶せず、各リクエストを独立したトランザクションとして扱う方式。
仕組み
サーバーは状態を保持しない。リクエストの処理に必要な情報は、すべてクライアント側から送信される。
状態管理が必要な場合は、クライアント側でトークン(例: JWT)などを用いて行う。
メリット
- どのサーバーでもリクエストを処理できるため、スケールアウトが容易。
- サーバー障害が発生しても、別のサーバーにリクエストを送るだけで処理を継続でき、可用性が高い。
- サーバー側の設計がシンプルになる。
デメリット
- 毎回すべての情報をリクエストに含める必要があるため、データ量が増えることがある。
- 状態をクライアント側で管理する場合、その実装が必要になる。