ステートフル

2025/08/30

サーバーがクライアントとの過去のやり取り(状態)を記憶し、その状態を次のリクエスト処理に利用する方式。

仕組み

サーバーはセッション情報を自身のメモリやデータベースに保存する。クライアントからのリクエストがあるたびに、保存された状態を参照・更新する。

メリット

  • 過去の文脈を維持できるため、連続した対話やトランザクション処理に適している。
  • 状態をサーバー側で管理するため、クライアント側の実装がシンプルになることがある。

デメリット

  • サーバーが状態を保持するため、スケールアウトが難しい。
  • サーバー障害が発生すると、状態情報が失われる可能性がある。

主な用途

  • オンラインショッピングのカート機能
  • 銀行のオンライントランザクション
  • ログイン状態の管理

関連ページ

バックリンク